12月のクリスマスワイン会
今年心に残ったワインのご紹介
◎日時:2025年12月23日(火)
19:00〜
◎料金:15,000円(税・サ込)
今年心に残ったワインのご紹介
◎日時:2025年12月23日(火)
19:00〜
◎料金:15,000円(税・サ込)
今月よりチェルトに新しいシェフが来てくれて、新生チェルトとなりました。
この12月の忙しい時期の交代で果たしてやっていけるのだろうかとの心配もありましたが、なんとかスタートいたしました。
お料理も変わりました。
弦間シェフはイタリアでの修行、東京でもお店をやっておられた経験があり、優しくてほっとするようなお料理を作ってくださいます。皆様も是非召し上がってみてください。
今年最後の、そして弦間シェフ初のクリスマスワイン会のご案内をしたいと思います。
ご紹介するワインは、今年心に残ったワイン、はい、私が個人的に美味しいと思ったワインをピックアップしてみました。笑
1本目
Bird in Hand Sparkling 2025
タスマニアのスパークリング。ピノノワールとシャルドネから作られる新作品。
こちらはクリスマスの乾杯用にご用意しました。実はまだ飲んでいません。汗
タスマニア州北部、テイマー川西岸のローウェラ近郊に位置する当社所有の西テイマー・ヴィンヤードから生まれる単一畑のワイン。この冷涼な気候の畑は穏やかな北東向きで、朝日に照らされ、川からの海洋性気候の影響を受けます。粘土層の上に堆積した古代の沖積土壌が、ブドウのバランスと果実の濃縮感を高めています。手摘みで房ごと圧搾。ピノ・ノワール50%、シャルドネ50%をブレンド。フレッシュさとアロマを保つため低温でゆっくり発酵させ、軽めの澱の上で6週間熟成させ複雑味を高めました。明るくフレッシュな香りは、赤リンゴの皮、柑橘の花、レモンの皮を思わせ、花とミネラルのニュアンスが感じられる。口当たりはシャキッと活き活きとしており、青リンゴと柑橘が主導し、イチゴのほのかな香り、そして細な泡が特徴。ミネラル感に支えられた余韻は、純粋さ、骨格、自然な酸味を際立たせます。
2本目
Over Story Small Wonder Landscape Riesling
オーバーストーリー スモール・ワンダー ランドスケープ リースリング 2023
オーバーストーリー社が畑を購入し、2022年8月に出来たばかりのタスマニアワインブランド「スモール・ワンダー」。南緯41度、海抜50メートル、テイマー・ヴァレーのウェスタン・リッジに、ワイナリーは位置しています。1998年に植えられた20ヘクタールのブドウの木は、原生林の中にあり、テイマー川と、北のバス海峡から吹き付ける冷たい風の影響を受けており、ワインは、フレッシュさ、ディテール、快活さという、タスマニアの際立った特徴を表現しています。2020年に80ヘクタールのブドウ畑を新規に購入し、次いで近年、5ヘクタールの土地に新しくブドウの木を植えました。土壌の健全性を高め、被覆作物を植えるなど生物多様性を回復するための再生農法を採用し、ワイン畑はすでにACOオーガニック認証を取得しており、2024年ヴィンテージから、ワインもオーガニック認証を取得予定。収穫期には、糖分の熟度よりも風味と酸を優先して収穫するため、アルコール度数が低く、産地をより正確に表現したワインができています。
醸造家のアンドリュー・トリオ西オーストラリア州で生まれ育ちました。若い頃、ワイン醸造学の学位を取得し、ワイン造りへの情熱を固めるため、南オーストラリア州へと急いだ。その後、ニュージーランド、ドイツ、アメリカのワイナリーで働き、インターナショナルなワイン造りの視点を学びました。この間の最大の功績は、ワシントン州にあるトップクラスのブティック・ワイナリー、コーリス・エステートでの醸造長でした。2018年に故郷に戻り、2021年にオーバーストーリーに加わりました。アンドリューは、オーストラリアに戻り、妻と2人の幼い娘とともに自然と共にあるライフスタイルを楽しんでいます。
丘の頂上の灰色の砂は、リースリング、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・グリといったアロマティックな白ワインに影響を与え、シャルドネとピノ・ノワールの畑は、灰色のシルト壌土から赤色のシルト壌土、フェリス泥岩へと緩やかに傾斜を下っています。まだ植樹されていない敷地の裏側には未開拓のポテンシャルがたくさんあり、この区画の粘土壌土はディテールと寛大さの両方をもたらす果実を生産することができ、今後さらなる素晴らしいワインの生産が期待されています。
また、灌漑もほとんど必要がなく、自根で植わっているオーストリアでも類まれなワイン畑です。
タスマニアはオーストラリアの中で唯一島である州で、オーストラリア本土の南東部に位置しているワイン産地です。島の大きさは北海道より少し小さい程度。同緯度上に大都市が無いため空気が汚されておらず、世界で最も空気がきれいな島として有名です。また独自の生態系を持っており、ワラビーをはじめとしや多くの固有野生動物が生息しています。タスマニアワインはオーストラリアワインの生産のほんの1%しか占めておらず、いわずもがな数量よりクオリティーを重視したワイン産地となっております。その中のたった0.1%しか海外向けに生産されておらず、とても貴重なワインです。
タスマニアには北から南まで8つのワイン生産地域があります。北部のパイパーズ・リヴァーとテイマー・ヴァレーでは冷涼な気候を活かしたワイン造りが行われ、比較的温暖なコーラル・リヴァー・ヴァレーや南部のヒュオン・ヴァレーでは長い時間をかけてしっかりと熟したブドウを用いたワイン造りが行われています。
このワインが作られるテイマー・ヴァレーは、タスマニア州最大かつ最も重要なワイン産地であり、オーストラリア屈指のワイン産地でもあります。タスマニア州全体のワイン生産量の3分の1 以上を占め、何十ものワイナリーがさまざまなワインを生産しています。テイマー・ヴァレーの気候は、バス海峡からの海洋性の影響を大きく受けています。オーストラリア大陸からの偏西風は、海峡を渡る際に冷やされ、海峡に到着すると太陽で温められたブドウ畑を冷やします。この風と日照に加えて、川の南岸にある北向きの斜面が霜よけになり、このような気候条件は、特定の白ブドウ品種や高品質のスパークリングワインの生産に適しています。
テイマー・ヴァレーの鉄分を多く含む土壌は、ブドウの木にとって水はけのよい土台となっておりり、水は表土よりもむしろ地下に保持されるため、ブドウの木は水分を求めて地中深くまで成長せざるを得なく、これにより健康で強いブドウの木が育ち、多くの場合、灌漑の必要がなくなります。
樹齢25年のブドウの木は、灌漑が最小限に抑えられている。シリカが豊富な岩質土壌は、スモール・ワンダーの標高の高い緩やかな斜面に見られる。リースリングはこの場所で成長し、ワインは土壌のミネラルをレンズのように取り込む。
リースリングのブロックは4月下旬に収穫され、優しくホールバンチプレスされ、ピュアな果実味と力強い酸のラインを持つ高品質のフリーランジュースが1トンあたり550L強収穫された。果汁は冷却して落ち着かせ、固形物を最小限に抑えながらステンレス・スティールに澱引きされた。その後、アロマティックな酵母を接種し、低温でドライな味わいに近くなるまで発酵させた。澱の上で4ヶ月間熟成させた後、最終ブレンドは澱引きされ、タンクでアッサンブラージュされ、瓶詰め前に濾過。
清らかなアロマ。ボリューム感がありますが、まだ非常に活気があり、鋭い焦点があります。ジューシーな柑橘類(ライムの果皮)の核を持ち、力強さとペースがあります。
3本目
Kalleske Plenarius Viognier
カレスキー プレナリウス ヴィオニエ 2023
私の大好きなワイナリーをご紹介します。
サウス・オーストラリア州のバロッサ・ヴァレー、グリーノックの村で、1853年から160年以上、6代に渡りブドウ栽培を続けてきたカレスキー家。7代目のトニー&トロイ兄弟により2002年に設立されたワイナリーです。
カレスキー家は、バロッサ・ヴァレー、グリーノックの村で、1853年から160年以上、6代に渡りブドウ栽培を続け、ペンフォールドのグランジなどにブドウを供給してきたバロッサ有数のブドウ栽培一家です。
7代目トロイ・カレスキーは、アデレード大学のワイン醸造学科在籍時に、既に奨学生としてペンフォールドを含む現場で幅広い経験を積んでいました。大学を卒業後、様々なワイナリーで修行し、カリフォルニアのケンダル・ジャクソンで醸造家としてヴィンテージにも参加。2002年に兄のトニー・カレスキーとカレスキー・ワイナリーを設立しました。
標高350mとバロッサでも高いところに位置する120エーカーの自社畑はトロイ&トニーの父ジョンと母ロレーヌと兄弟のキムによって管理されており、収穫は手摘みで行われています。年間の降雨量は500mmと乾燥しており、加えて高い標高による冷涼な気候、肥料を使用しない自然に任せた栽培で、ブドウの樹の背丈は低く粒の小さい凝縮されたブドウが育ちます。収量は自然に抑えられ、1エーカーあたり0.5~2トンです。
ブドウ樹の樹齢は平均約50年。最も古いもので樹齢144年の古木が今でも存在しています。畑、ワイナリー共にオーガニック、ビオディナミの認証を取得し持続可能な農法を実践。創業から160年以上、一度も農薬や化学肥料を使用していません。
健康的な土壌で育ったブドウが持つポテンシャルを伸ばすため、天然酵母による発酵、伝統的な醸造方法、ノンフィルタ―、清澄剤不使用で醸造。パワフルでありながらも、のびやかな後味を持つ個性豊かなワインが造られています。
カレスキー・ワインはリリース以降、その豊かな個性と品質の高さから数々の賞賛を受けています。ワイン・アドヴォゲイト誌にてロバート・パーカーは『ヨハン・ゲオーグ シラーズ』に対して97-100ポイントという高得点をつけ、伝説的なワインになる可能性を持っていると評価しました。
2012年、インターナショナル・ワインチャレンジではバイオダイナミックワイン・オブ・ザ・イヤー受賞。2019年、オーガニックワイン・ビジネス・オブ・ザイヤー受賞。国内外において高い評価を持つヴァン・ナチュールの造り手です。
今回ご紹介するプレナリウスはバロッサ・ヴァレー、モッパにあるカレスキーの自社単一畑から造られています。低収量で浅い砂地と粘土質の下層から成る土壌です。
ブドウは2月27日の涼しい夜のうちに収穫。除梗後、オープントップの発酵槽に入れられ、赤ワインの醸造方法と同様に、朝と夜にハンド・パンプオーバーを施し、果皮からフレーバーと微かなタンニンを抽出。天然酵母を使用し、他の添加物は一切使用せず、11日間17~22℃の温度で果皮と共に発酵。発酵後、大樽のフレンチオークに入れられ自然発生的なマロラクティック発酵の後、澱とともに11ヶ月熟成。澱引き後、ボトリング。添加物不使用。100%ブドウのみで造られたワインです。
ハチミツや麦わらのような魅惑的なオレンジの色調。ジンジャー、マーマレード、ジャスミン、レモングラスやスパイスを思わせるアロマティックでいきいきとした香り。ハチミツやアプリコットなどの優しく丸みのある味わいと微かなタンニンに絶妙な酸味が心地よく調和します。ボリューム感のある果実味と絹のような口当たりの非常に長い余韻が続きます。
4本目
Coldstream Gurd Pinot Noir 2021
コールドストリームガード ピノノワール
手摘みで収穫された果実は、手作業で選別され、ほとんどが除梗されています(ごく一部は破砕された果実)。さらにストラクチャーとアロマの複雑性に貢献するため、発酵槽のおよそ20%に梗を入れ戻します。それぞれの区画のブドウは発酵、圧搾され、個々別々に樽に発酵が行われたワインをアッサンブラージュしたものです。
ローズマリー、ラベンダー、バラの花びら、ダークチョコレートのヒントを背景に、明るいチェリーとラズベリーの果実のアロマが前面に出ていて、チェリー、プラム、ルバーブの風味。全く内気なピノ・ノワールではありませんが、しっかりとした骨格を持ち、重みのある果実味が、堅固なタンニンと繊細な酸味をベースに力強さを増しています。
5本目
Kalleske CCLXV Durif 2023
カレスキー CCLXV デュリフ
またまたかれすきーが
深い紫色を呈し、非常に果実味豊かなアロマ。濃厚なダークチェリーとブラックプラムの香りに菫の香水のニュアンス、スパイス、ポイセンベリーのアイスクリーム、口に含むと鮮やかな青と黒の果実の風味が広がります。自然なタンニンがすぐに際立ち明らかなグリップがあります。プチシラー100%で野生酵母発酵、可否と365日間マセラシオンを施した漆黒の凝縮した最高に力強いワインです。
以上の5本にシェフ弦間がお料理を合わせます。
ちらもご期待ください。 それでは、皆様のご参加をお待ちしております。
12月のクリスマスワイン会
◎日時:2025年12月23日(火)
19:00〜
◎料金:15,000円(御一人様/税サ込)
◎要予約:メールかお電話にてご予約ください。

