6月のワイン会
南オーストラリア、アデレードヒルズのワイナリー、ハーンドルフヒルズとアシュトンヒルズのご紹介
◎日時:2026年6月23日(火)
19:00〜
◎料金:15,000円(税・サ込)
南オーストラリア、アデレードヒルズのワイナリー、ハーンドルフヒルズとアシュトンヒルズのご紹介
◎日時:2026年6月23日(火)
19:00〜
◎料金:15,000円(税・サ込)
今月は、南オーストラリア、アデレードヒルズのワインを集めました。
アデレードヒルズと言えば、少し高地にあるため、冷涼な気候です。
そんな場所で多くの有名なワイナリーが存在しますが、その中で「ハーンドルフヒルズ」と「アシュトンヒルズ」のワインを選んでみました。
まず、「ハーンドルフヒルズ」から。
ワインメーカーのラリーはかつて集中治療室の医師でしたが、ワイン造りに専念することを決め仕事を辞めて南アフリカのステレンボッシュにあるワイナリーで働きます。
旅先のオーストリアで飲むグリューナーヴェルトリナーに心の底から感動し、「いつかきっとこんな素晴らしいグリューナーヴェルトリナーを造りたい」と決心したことが、パイオニアの原点です。
オーストリア品種を栽培するのに最も適した場所を探し続けたラリーはアデレードヒルズの冷涼な気候に着目し1997年に移住することを決め、ハーンドルフヒルワイナリーが所有する6ヘクタールのブドウ畑を引き継ぐことになります。
ハーンドルフヒルが所有する自社畑の土壌では主にサンディロームと赤粘土が中心ですがスレート、石英、鉄岩などのさまざまな鉱物成分やミネラル成分も豊富に含まれています。
ラリーはグリューナーヴェルトリナーやブラウフランキシュなどのオーストリアの固有品種に情熱を注ぎ、オーストラリアで初めて植樹したことでも知られています。
さらにオーストリアで影響力のある「Falstaff誌」では、「2013年国際グリューナーヴェルトリナーテイスィング」で「ハーンドルフヒル グリューナーヴェルトリナーGRU 2012」が、最も優れたグリューナーヴェルトリナーとしてオーストリア以外で評価されその名を世界に知らしめることになり、グリューナーヴェルトリナーのパイオニアとも呼ばれるようになりました。
「私たちの研究によれば、アデレードヒルズでは、ブドウが成熟する1月の平均気温が高く、1日の寒暖差が大きい(温度差が30.0℃以上の日もある)産地。
暖かい日中と寒い夜の寒暖差でゆっくりとブドウが成熟することは品質を左右する上で重要であり、グリューナーヴェルトリナーを育てるのに最高の条件が揃った気候と考えています。もし気温が不十分(昼間の温度が21℃未満)の涼しい地域で成熟すると、香りも弱く草っぽい風味になってしまいます」
現在はアデレードヒルズやタスマニアなどの冷涼産地ではグリューナーヴェルトリナーの波が徐々に広まりつつあります。
そして、アシュトンヒルズについて。
Ashton Hills は、アデレードヒルズの銘醸地、ピカデリー・ヴァレーに位置するブティックワイナリーです。1982年に創設されて以来、オーストラリアを代表する冷涼産地のピノ・ノワール生産者として高い評価を築き上げてきました。標高約570m、Mount Lofty の山頂近くに広がる畑は、アデレードヒルズの中でも特に冷涼で湿潤な環境にあり、ピノノワールやシャルドネに理想的なテロワールを備えています。昼夜の寒暖差が美しい酸と繊細なアロマを育み、エレガンスと奥行きを兼ね備えたワインを生み出します。
創業者スティーブン・ジョージ氏は、30年以上にわたりピノノワールのクローン研究に情熱を注ぎ、最大26種類ものクローンを試験。現在のアシュトンヒルズを象徴する、複雑で洗練されたスタイルを確立しました。その卓越した品質は、オーストラリア国内外で高く評価され、アデレード・ヒルズを世界に知らしめた先駆的存在として知られています。現在は醸造家リアム・ヴァン・ペルトがその哲学を受け継ぎ、畑の個性を最大限に表現した、透明感と気品あふれるワインを生み出し続けています。
1本目
Hahndorf Hill Brother Nature Field Blend 2022
1本目から。すごいブレンドです!!
オーストリアの古典的なゲミッシュター・サッツにインスパイアされて造られた特別キュベはミネラリックなストラクチャーが口中で広がります。アロマティックで伸びやかな酸を保持し、12種類の白ブドウ品種の混植・混醸によってワインに素晴らしい「融合」が生まれます。
ゲヴュルツトラミネール、ヴェルシュリースリング、グリューナーヴェルトリーナー、リースリング、ソーヴィニヨンブラン、シャルドネ、ピノブラン、サヴァニン、マスカットブラン、ハースレヴェリュー、シュナンブラン、ミュスカデル。
2本目
Hahndorf Hill Gruner Veltliner 2023
ピーチ、ライムピール、カモミールが優雅に香り立つ、華やかで爽やかな仕上がり。口に含むと、黄桃やグレープフルーツ、そしてわずかにグアバの風味が広がり、ジューシーなライムの酸とボリューム感あるテクスチャーが全体を包み込みます。スパイスの余韻が心地よく続き、味わいの層が折り重なる長いフィニッシュも魅力です。
3本目
Ashton Hills Piccadilly Valley Chardonnay 2025
ここからアシュトンヒルズになります。
ピーチ、ライムピール、カモミールが優雅に香り立つ、華やかで爽やかな仕上がり。口に含むと、黄桃やグレープフルーツ、そしてわずかにグアバの風味が広がり、ジューシーなライムの酸とボリューム感あるテクスチャーが全体を包み込みます。スパイスの余韻が心地よく続き、味わいの層が折り重なる長いフィニッシュも魅力。白桃や黄桃を思わせるストーンフルーツに加えてロースト香を感じさせ、複雑で上品なニュアンスが広がります。野生酵母による醗酵後、新樽と古樽のブルゴーニュ樽で9か月熟成。ほのかな果皮由来のほろ苦さとフェノリックな質感が余韻に奥行きを与え、長く上質なフィニッシュへと続きます。樽由来の複雑味と果実の純粋さが見事に調和した、洗練された一本に仕上がっています。
4本目
Ashton Hills Gamay 2025
4本目からは赤になります。
ラズベリーやブラックベリーの瑞々しい果実に、ローズや紅茶のニュアンスが重なり、ほのかに白胡椒やスパイスのアクセントが感じられる、華やかで表情豊かなアロマが魅力です。赤系果実のフレッシュでジューシーな味わいが広がり、しなやかな酸が全体を美しく引き締め、軽やかでありながら奥行きのある余韻へと続きます。手摘みで収穫したブドウは、全房を使用し、野生酵母による醗酵。フレンチオーク古樽で熟成。
5本目
Ashton Hills Piccadilly Valley Pinot Noir 2025
チェリーやラズベリーコンポートの華やかなアロマが立ち上がり、果実の豊かさに、土や森を思わせるほのかな土っぽさが重なり、繊細でありながら深みのある味わいを演出します。アデレード・ヒルズを代表する冷涼産地、ピカデリーヴァレーの個性を美しく映し出した、上品で洗練されたピノ・ノワールです。手摘みで収穫したブドウは、クローンや畑ごとに分けて小型の開放醗酵槽へ送られます。15%の全房を使用し、野生酵母による醗酵。フレンチオークの古樽で熟成。
以上の5本にシェフ弦間がお料理を合わせます。
こちらもお楽しみください。
それでは、皆様のご参加をお待ちしております。
6月のワイン会
◎日時:2026年6月23日(火)
19:00〜
◎料金:15,000円(御一人様/税サ込)
◎要予約:メールかお電話にてご予約ください。

